漢方薬の使い方 ウソホント

漢方薬は、食前に飲むのが基本である

酒がすきっ腹に飲むとすぐ効くように、漢方薬も胃が空っぽの「食前」(または食間)のほうがよく効く。胃腸を荒らす心配は極めて少ないが、薬の種類や体質などによっては、「胃が悪くなった」と感じる人もいるかもしれないので、そんな人は食後に飲むようにするといいだろう。

葛根湯は、寝る前に飲まないほうがいい

カゼ薬として有名な葛根湯の中には「麻黄」という生薬が含まれている。 この麻黄には、中枢興奮作用をもつエフェドリが含まれているため、人によっては不眠をきたすおそれがある。ぐっすり眠るためには、なるべく寝る4時間前ぐらいに飲むとよい。

同じ病気なら、家族で同じ薬を飲んでも差しつかえない???

どんな薬が合うかは、その人の体質や年齢、性、その時の症状などによって異なる。 たとえばカゼのとき。カゼ薬といえば「葛根湯」が有名だが、この薬には発汗作用があり、汗をかいていない人には向いているが、逆に汗をかいている人が使うと、余計に汗が出て疲れてしまうことになる。 また、これはカゼのひきはじめに使う薬で、いつまでも微熱や鼻水が続くというように、こじらせてしまった場合に飲みつづけても、役に立たないどころかかえって悪化させてしまうのだ。